「あの人は礼儀正しい人だよ。」
このような会話をニュースで聞いたことがある人もいるかもしれません。

このように礼儀正しい人は、世間でも常識のある人と思われ信用されやすいです。

また、社会人としても礼儀正しさをわきまえている人は、その度量を買われ
引き立ててもらいやすくビジネスや交友関係でも成功しやすいです。

では、礼儀正しい人とは、具体的にどのような人を指すのでしょうか?

また、礼儀正しい人にはどのような特徴や心理があるのでしょうか?

そこで今回は、こういった疑問を解決すべく
礼儀正しい人の特徴や心理について詳しく解説していきます。

礼儀正しい人とは

礼儀正しい人とは、人と接する際に相手を敬うような態度がとれて、言葉遣いや挨拶などの一般常識がしっかりとしていることを指します。

このような行動は、社会人としますと当たり前とも思えるものですが、実際に相手の前に立ったり急な電話対応をしたりする際には、なかなか礼儀正しい態度を取ることは簡単ではありません。

では、周囲から礼儀正しい人という印象を受けやすい人は、なぜ急な対応をする時にでも礼儀正しくできるのでしょうか。

なぜ、礼儀正しい行為ができる人とできない人がいるかと言いますと、その二者を大きく分けるポイントは、これまでの人生経験の豊富さが関係していると考えられます。

たとえば、人生経験が薄い人は自分が大変な思いをしたことも少ないですので、相手が辛い状況に陥っていたとしましても、気持ちをわかってあげることができずに自分本位な態度をとってしまいます。

ですので、たくさんの人生経験を積んでいる人は辛い経験や悲しい経験も経ていますので、その分相手にも優しく丁寧な態度がとれるようになります。

礼儀正しい人の特徴

礼儀正しい人の特徴は以下の通りです。

・適度な距離感を保つことができる
・言葉遣いが丁寧
・空気が読める
・自分から挨拶ができる
・一般常識がある
・お礼をする

礼儀正しい人の特徴:適度な距離感を保つことができる

礼儀正しい人は、相手との程よい距離感を大切にすることができるという特徴があります。

また、仲の良い友だちに対しても馴れ馴れしくしすぎずに適度に距離感を保つことができるため、『親しき仲にも礼儀あり』という言葉の通り、失礼なことや不躾なことをすることはまずありません。

このように、仲の良い友だちに対しても節度を持った対応をすることは簡単そうに見えますが、なかなか簡単にできることではありません。

ですので、面識があまりないような人から見ますと、話しやすく接しやすい人という印象を持たれやすいです。

さらに、付き合いが長い人からは自分のことをより大切に考えてくれる人という印象を持たれることが多いです。

このように、いずれにせよ礼儀正しい人は周囲の人から良い印象を持たれやすい傾向があります。

礼儀正しい人の特徴:言葉遣いが丁寧

礼儀正しい人は、綺麗で正しい敬語が使えるという特徴があります。

たとえば、尊敬語と謙譲語というのは使い分け方は学校でも習いますが、その場に立ちますとなかなかうまく使い分けることが難しく、場合によっては相手に失礼な言動をしてしまうことにもなりかねません。

しかし、礼儀正しい人は、いざという時だけではなく日常的に正しい敬語を丁寧な言葉遣いで話していますので、いざという時にでも何の違和感もなく使うことができます。

そして、その丁寧できれいな言葉遣いは相手からも好印象を持たれることが多く、仕事では大切な接待の場などに呼んでも恥ずかしくない自慢の部下として上司からも頼りにされることもあるでしょう。

このように、言葉遣いが丁寧でしっかりとした敬語が使える人は、周囲から信頼されることも多いです。

礼儀正しい人の特徴:空気が読める

その場の空気を読んだ行動や言動ができる人は、周囲からも礼儀正しいと思われることが多いでしょう。

なぜならば、その場の空気を読めない行動や言動をしてしまう人は、かなりの確率で相手に対して失礼な行為をしてしまう可能性があるからです。

たとえば、意見を貫き通すことは自分の意思を尊重するために大切な行為ではありますが、時には自分は裏方に回って自分の意見は後回しにして、周囲を盛り立てなくてはならない場合もあります。

そして、そのような自分が裏方に回るべきところでも強い自己主張をしてしまいますと、周りの空気を読まない礼儀がなってない人だと思われてしまいがちです。

ですので、自分が礼儀正しい人になりたいと思った際には、言葉遣いや行動などのような表向きな面だけではなく、気持ちの謙虚さという部分も大切になってきます。

礼儀正しい人の特徴:自分から挨拶ができる

礼儀正しい人は、相手から声をかけられる前に自分から挨拶をすることができます。

たとえば、一度しか会ったことがない人を街中で見かけますと声をかけようか迷って、相手から声をかけられたら応じようと思ってしまう人も少なくないのではないでしょうか。

なぜこのように思ってしまうかと言いますと、一度しか会っていないのでしたら相手がこちらのことを覚えていないのではないかと思ってしまうからです。

そうしますと、話しかけても相手が戸惑ってしまう可能性がありますので、なかなか自分からは声をかけられないという人も多いです。

しかし礼儀正しい人は、たとえ一度しか会っていないひとでも、自分から声をかけて挨拶をします。

そして、もし相手が自分のことを覚えていなかったとしましても、改めて丁寧に自己紹介をして対応することかできます。

礼儀正しい人の特徴:一般常識がある

礼儀正しい人は、一般常識がしっかりとしている傾向があります。

また、食事の際のマナーなどもしっかりとしていて上司からも、どこに連れて行っても恥ずかしくない信頼できる部下として頼りにされることも多いでしょう。

ですが、礼儀正しい人でも時には知らないマナーも、もちろんあるでしょう。

しかし、そのような時でも礼儀正しい人はマナーが必要な場に行く前にしっかりとマナーの勉強をして挑みますので非常識なことをすることは、ほとんどありません。

たとえば、当日の夜にある接待の会場がフレンチのレストランだった際は、もし自分がフレンチのマナーを知らない場合でも、しっかりと予習をしてから、その場に臨みます。

このように、マナーを心得ている人は自分が知らないマナーについてもしっかりと学ぶ姿勢を持っています。

礼儀正しい人の特徴:お礼をする

礼儀正しい人は、自分が誰かに助けてもらったり何かをもらったりした際には、しっかりとお礼をします。

また、時には相手に対して、お返しをすることもしっかりと忘れない気持ちを持っています。

たとえば、結婚のお祝いを友人や親族からもらった際には、まず、手渡された時点でお礼をしますし、郵送や誰かを通じてもらった際にはしっかりと電話などでお礼の連絡を入れることは忘れません。

さらに、お祝いをいただいたお返しも忘れないうちにすぐに手配をして極力手渡しで、遠方の人には郵送でお返しを送ります。

このように、礼儀正しい人は相手に何かをもらったり助けてもらったりした際には、お礼をすることはもちろん忘れませんし、場合によってはお返しをすることも、迅速に行います。

礼儀正しい人の心理

礼儀正しい人にありがちな心理は以下の通りです。

・他人を傷つけたくない
・冷静でいたい
・マナーを守りたい
・対人関係に恐れを抱いている

礼儀正しい人の心理:他人を傷つけたくない

礼儀正しい人は、相手の立場に立って物事を考えることができるという特徴があります。

また、他人のことを傷つけたくないという考え方からも相手の気持ちを配慮する言動や行動をするように日頃から気をつけています。

たとえば、相手に注意する際にも言い方ひとつで、相手が気を悪くしてしまう可能性があることを知っている礼儀正しい人は、丁寧にひとつひとつ言葉を選んで、相手が嫌な気分にならないようにアドバイスのような言い方をします。

そうしますと、相手は傷つくことも嫌な気分になることもなく、素直に注意を受け入れることができます。

このように、礼儀正しい人は自分は感情的にならずに相手の気持ちを配慮した形をとるようにして、相手のことを傷つけないように心がけています。

そして、その行為が問題解決の近道になるケースも多いでしょう。

礼儀正しい人の心理:冷静でいたい

何事にも落ち着いて対応ができることも、礼儀正しい人の特徴です。

と言いますのも、急いでいる時には誰でも焦ってしまうことが多いですが、自分が焦ってしまうことで周囲の人に迷惑をかけてしまうことも少なくはないということを、礼儀正しい人は知っています。

ですので、いくら自分が急いで焦っていたとしましても、決して感情的になって行動したり心ないことを言ったりすることはなく、表向きは常に穏やかに周囲の人に接するようにしています。

そして、細かいことに惑わされることなく将来を見越して、『自分は今どうするべきなのか』ということをしっかりと考えて行動することができます。

すると、目先の問題に惑わされることなく、先々を見越して考えを進めていく将来性のある考え方ができる達観している人になることができます。

礼儀正しい人の心理:マナーを守りたい

礼儀正しい人は、自分が信じる礼儀やマナーをしっかりと守りたいという気持ちが強い傾向があります。

また、自尊心が強い傾向もある礼儀正しい人は、マナーを守っているしっかりとした自分に対しての肯定感が強いですので、他人に自分が信じるマナーを破られることをあまり好みません。

たとえば、自分はしっかりと上司に対する対応ができている一方で、後輩がうまく敬語が使えなかったり、上司に失礼なことをしたりしている場面を見ますと、イライラしてしまうこともあります。

しかし、相手の気持ちを考えて行動ができる自分のことを大切にしている礼儀正しい人は、そのような際にも相手のことを決して否定はせずに、しっかりと優しくアドバイスをしてあげることができます。

そして、このように相手を傷つけない対応ができた自分の存在も肯定します。

礼儀正しい人の心理:対人関係に恐れを抱いている

礼儀正しい人は、周囲で揉め事が起きたり関係性が悪くなったりしたくないという気持ちが強すぎるあまり、人と接すること自体に恐れを抱いている場合が多いです。

ですので、人と接するたびに神経を張り巡らせて自分の目の前だけではなく、周囲全体にも目を向けるようにしています。

そうしますと、おのずとストレスも溜まりやすくなり、礼儀正しい人は対人関係に関して非常に疲れを感じやすいと考えられます。

しかし一度、他人の前に立ちますと相手を傷つけないような気遣いをしたり、マナーを厳守するように心がけたりしますので、なかなか気が休まる場所もなく、ストレスは溜まっていく一方になってしまいます。

さらに、礼儀正しい人は周囲からの人望も厚いですので、1人になってストレスを発散される時間もなかなか取れないという悩みを抱えています。