大学を卒業して社会人になると同僚とお酒を飲む機会が増えますので、自然と泣き上戸な人に出会いやすくなります。

逆に、あなた自身がベロベロにまで酔っぱらったことで「泣き上戸なんだね」と同僚に言われた経験もあるかもしれません。

では、なぜ、泣き上戸になってしまうのでしょうか。ここでは、泣き上戸の心理と特徴と治し方について取り上げていきたいと思います。

泣き上戸の意味とは

泣き上戸とは、お酒が入ると感情的になって泣いてしまいやすい人のことを指します。

たとえば、いつもは明るくてポジティブな性格をしているにもかかわらず、職場の飲み会の席になると毎回のように泣いてしまう人が身の回りにいると言う人も多いのではないでしょうか。

このように、泣き上戸は普段の姿からは想像できないほど、お酒が入ると泣きやすい性格になります。

また、一言に泣き上戸と言っても泣く理由は嬉し泣きだったり怒り泣きだったりと様々で、その人の性格やその時の気持ちによって異なる場合が多いです。

泣き上戸の原因と心理

泣き上戸の原因と心理は以下の通りです。

・普段は泣くのを我慢している
・寂しくて誰かに構ってほしい
・ストレス
・ネガティブ
・感情豊かになる
・泣き上戸を演じている
・真面目な性格

泣き上戸の原因と心理:普段は泣くのを我慢している

お酒の席になると泣き上戸になる人は、普段の生活では辛いことや悲しいことがあっても泣くことを我慢している可能性があります。

なぜならば、普段に泣いてしまいますと周りの人に心配や迷惑をかけてしまう可能性が高いからです。

そのため、普段は何があっても気丈に振る舞うように心がけていますが、お酒が入ると自制が効かなくなり気持ちのコントロールができなくなるのだと考えられます。

このように、周りの人からも明るくて強い人だと思われやすい人は、実は泣きたい気持ちを我慢している可能性があります。

そして、お酒が入ることによってその気持ちが強く表に出てしまうため、泣きやすくなってしまうのでしょう。

泣き上戸の原因と心理:寂しくて誰かに構ってほしい

お酒を飲むと泣き上戸になる人は、寂しくて誰かに構ってほしいと思っている可能性があります。

たとえば、普段から仕事を頑張っているにもかかわらず、なかなか成績が出なかったり仕事を認めてもらえなかったりすると、誰かに努力を認めてもらいたいと感じるでしょう。

また、いつも一人で行動している一匹狼のような人も、実は内向的な性格であるだけで、本心では誰かに構ってほしいと思っている可能性があります。

このように、何か理由があって周りの人からあまり相手にされないような人は、日頃は気にしないフリをしていますが、お酒が入りますと寂しい気持ちが泣いてしまうほど表面化することもあります。

泣き上戸の原因と心理:ストレス

泣き上戸になる原因の1つに、ストレスが溜まっていることが挙げられます。

なぜならば、ストレスが溜まると自分でも感情をコントロールできなくなってしまうからです。

そのため、普段でしたら口に出さないように気を遣っていることを我慢できなくなって言ってしまったり、いつもよりも口調が荒くなったりしてしまいがちになります。

このように、泣き上戸はお酒を飲むことで感情的になりやすい性格をしていて、日頃のストレスが表面化すると泣きながら文句や愚痴を言ってしまうことも少なくありません。

泣き上戸の原因と心理:ネガティブ

お酒を飲むと泣きやすい泣き上戸な人は、ネガティブな性格をしている傾向が強いです。

その理由は、ネガティブな人は他人から言われたことやされたことのほとんどを、悪い方向に考えてしまいがちだからです。

ですので、普段から仕事で注意をされたり友人から冷たい態度を取られたりしただけで、すぐに落ち込んでしまうため、『自分なんて必要とされない人なのだ』という考え方が強くなってしまいます。

すると、お酒が入った際に自分の本音が出てしまい、誰からも必要とされない寂しさや悲しさを泣きながら周りの人に訴えるような形になってしまいます。

泣き上戸の原因と心理:感情豊かになる

泣き上戸な性格の人は、感情豊かになりやすい傾向があります。

その理由は、泣き上戸と一言に言っても怒りながら泣いたり愚痴を言いながら泣いたりする人もいますし、友人の幸せな報告にもらい泣きするような人もいるからです。

たとえば、友人から彼氏と喧嘩をしているという相談を受けていた中で、その友人が彼氏と仲直りをしたという報告を聞きますと、自分のことのように泣いて喜んでくれる人もいます。

このように、泣き上戸はお酒が入りますと自分の感情にも素直になりますが、他人に感情移入しやすくなる傾向もありますので、沢山の感情が入り混じって感情豊かな性格になりやすくなります。

泣き上戸の原因と心理:泣き上戸を演じている

お酒の席で泣きやすい泣き上戸の中には、泣き上戸を演じているような人もいます。

なぜならば、時と場合によっては泣き上戸になることが、その場を盛り上げたり相手からの評価を上げたりするためには必要になってくることもあるからです。

たとえば、親友の結婚の報告を受けたときには、親友や周りにいる友人達がいる手前、自分のことように涙を流すほど心から喜んであげることが望ましいでしょう。

しかし、本当は自分自身は彼氏と別れたばかりで人の幸せを喜ぶ心境ではなかったり、親友の幸せを逆に妬んだりしている可能性もあります。

このような本心を隠して、周囲から望まれる反応をしなくてはならないと感じた時、泣き上戸を演じてその場をしのごうとしているような人も少なくありません。

泣き上戸の原因と心理:真面目な性格

泣き上戸になりやすい人は、真面目な性格をしていると傾向があります。

なぜならば、真面目な性格の人は仕事に対しても人間関係に関しても、常に正面から向き合って接しているからです。

そのため、いつも『この仕事をしなくてはならない』とか『あの人の機嫌を取らなくてはならない』というように、重荷を背負って生活をしている場合が多いです。

すると、普段から重圧に耐えながら生活をしている分、お酒が入った瞬間に緊張の糸が切れて泣きやすくなってしまいます。

そして、普段の真面目な性格の反動で、お酒が入りますと言うことをためらっていた愚痴や文句なども泣きながら言ってしまうことも少なくありません。

泣き上戸の男性の特徴

泣き上戸の男性は、比較的、仕事のことが原因となり、お酒の席で泣いてしまう傾向が強いです。

なぜならば、男性は仕事に対して高いプライドを持っている人が多いからです。

そのため、その仕事でストレスを抱えたり上司から認められたいという気持ちが大きくなったりしますと、お酒が入った瞬間に緊張の糸が切れて、泣きながら言いたいことや思っていることを口にしてしまいやすくなります。

このように、男性が泣き上戸になってしまうのは仕事の事柄が理由となる場合が多く、特に同僚や友人などを相手にしている際に泣きやすくなる傾向があります。

泣き上戸の女性の特徴

泣き上戸の女性は、彼氏や友人などに対する人付き合いが原因で泣き上戸になってしまうことが多いです。

なぜならば、女性は寂しがり屋でかまってちゃんな性格をしていることが多いですので、相手が自分の期待に応えてくれないときに、不満を持ってしまいがちになるからです。

また、女性は相談に対して的確なアドバイスを求めるよりも、話を聞いた上で共感してもらうことを望む傾向があります。

ですので、女性同士で話をしていますと聞き手が上手に共感しながら話を聞いてくれるため、話し手は自分のことを理解してもらえたという気持ちになることができます。

このように、女性は女性同士で話をしている時に泣き上戸になりやすく、特に自分の話を共感してくれて否定してこない相手に対しては、感情をあらわにして泣くことが多いです。

泣き上戸の治し方

泣き上戸の人は、感情豊かで可愛らしい一面がありますが、みんながいる前で泣いてしまうと周囲に迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。

そこで、泣き上戸を治すためには以下の3つの方法が考えられます。

・普段から言いたいことを溜め込まない
・泣きやすい場面を避ける
・他のストレス解消法を見つける

普段から言いたいことをため込まない

普段から言いたいことを溜め込んでしまっている人は、その分お酒が入ることで感情が爆発させてしまう可能性が高いです。

また、辛いことがあってもワザと明るく演じるようにしている人も、お酒の力によって本心が表れてしまうことは少なくありません。

そこで、お酒の席で周りの人に迷惑をかけることや失礼にあたることを言ってしまう前に、普段から言いたいことはある程度、周りの人に伝えるように心がけておくと良いでしょう。

そうしますと、自分のストレスも減りますし周りの人が共感を示してくれることで、自然に明るい気持ちになることができるかもしれません。

泣きやすい場面を避ける

泣き上戸の人でも、相手や場面によって全く泣かなかったり泣きやすかったりすることはあります。

そこで、自分が泣き上戸になりやすい場面を思い出した上で、その場面を極力、避けるように心がけますと、泣き上戸を徐々に治していくことができるようになる可能性が高くなるでしょう。

たとえば、周りに大勢の人がいる場面や同僚だけの気兼ねなく飲める場面では、特に泣き上戸になりやすい傾向が強くなります。

ですので、このような場は避けるようにしたり、どうしても参加しなくてはならない飲み会の場合には泣き上戸になるほど飲まないように自制したりすると良いです。

そうしますと、自分で自分の気持ちをコントロールしながら、お酒を飲むことができるようになってくるでしょう。

他のストレス解消法を見つける

泣き上戸の人は、大勢の人の前で愚痴や文句を言いながら泣くことで、ストレスを発散させている場合が多いです。

そのため、言いたいことを言って大泣きした次の日はスッキリとした気持ちになることが多いのですが、やはりお酒の席で泣いてしまうと周りの人は戸惑いますし迷惑をかけてしまいかねません。

そこで、ストレスが溜まって泣きやすくなる人は、他にストレスの発散方法を見つけてみると良いでしょう。

たとえば、休日に熱中できる趣味を見つけたり、新しく習い事を始めてみたりすることも1つの手段です。

そうしますと、ストレスの発散だけではなく新しい楽しみができますので、お酒の席で泣いてしまうことも少なくなってくるでしょう。